お仕事頑張って待ってるよ

ツバメが帰ってきた。でもジョウビタキは昨日裏山散歩に行った時1羽にも出会わなかった。多分帰ったのだろう。すごいなあ。鳥達のどこに何千kmも渡って帰る、という気持ちが時期が来ると一斉に沸き立つのだろうか。危険も伴うのに。中には、は〜めんどくさ、渡りやめね?って言い出すヤツがいて、それに引きずられて段々みんな渡らなくなって、ってならないのかな。

 

結局は渡らないとエサが無いからとか聞くけど、渡りという1個体ではどうしようもない意思が血の中に組み込まれていて、それが渡り、っていうのがめちゃくちゃカッコイイ。

 

人間に同じようなある時期を来たら一斉に沸き立つ何か、って言ったら思春期にオッスメッスが気になりだすくらいしかないのかも。それも鳥ほどガッチガチなシステムでもないから個体差大きいし。&別に命を賭して何か行動する訳でもないし。それに比べて鳥の渡り、何とも厳しいシステムが生きるために課せられているではないか。今年出会った、人間に興味津々で私が見ているとあちらもこっちを見て段々近くに寄ってきたあの可愛らしいジョウビタキの男のコも、冬になったらまた会える保証はないのだ。せつな〜

 

この前友に会った時に管理職にならされるかも、嫌でどこかに逃げたいと話したら、でもほとんど管理職みたいな仕事今もやらされているなら、管理職になった方が給料上がるからいいじゃん。それに管理職ってまともに仕事しない人ばっかりなんでしょ?だったら同じように仕事しない管理職になればいいよ、と仰ったのだ。目からウロコである。たしかにほとんど管理職の仕事を4月からやらされるし、たしかに前の課長も、ほとんど引き継く事ないんだよね〜ってふざけた事抜かてしいたから、自分の仕事を課員に丸投げ&責任も取らない仕事しない課長なんてゴマンといるのだ。

 

私は少し背負い込み過ぎるのかな。無能であるが故に仕事が出来ない事がコンプレックスになってはいるが、能力あっても仕事しない人もいるから結局能力あろうがなかろうが同じである。でもさー、やっぱり管理職なりたくない。責任感のない管理職に出会うと、おまえらいい加減にせえよ、って思ってたからもし私が管理職になるなら、そんな無責任な管理職にはなりたくない。ちゃんと管理職の責務は果たしたい。軽蔑する人間に成り下がるのだけはごめんって思っちゃうタイプだから管理職にはやっぱり絶対なりたくない。

 

鳥じゃないのに渡りの気持ちが溢れ出る。私も大海原を飛んで飛んで飛んで旅したい。過酷な旅ではあるが、頭ばっかり疲れて体はあんまり動かさない生活よりなんかカッコイイ。その気持ちが登山にはまった理由かもな。

 

ジョウビタキ、今冬無事にまた戻ってくるの待ってるからね。私もお仕事がんばって待ってるね〜