鳥見星見首痛

バードウオッチングを始めて1年くらい経っただろうか。私のバードウオッチングはガチのカメラを担いで朝から出かけるとかそういう感じではなく、登山や散歩のついでに見つけた鳥を眺めて、ぐふぐふ、可愛ええじゃないか、ジュルとヨダレを垂らすぐらいのものだ。だから画像も撮っていない。でもSNSガチの人達をフォローしていると、そのおかげで鳥の名前とか鳴き声とか自然と覚えられるようになってきた。

 

この前は、ジョウビタキの声と立て付けの悪い冷蔵庫のドアのヒィヒィとした音を聞き間違えた、と呟いておられたので、もしかして鳴き声聞こえるかな?と外に出てみるとなんとたしかに、ヒィヒィ聞こえる。鳴き声の方に双眼鏡を向けると、たしかにジョウビタキのご尊顔を拝する事が出来た。

 

それでジョウビタキの鳴き声を覚えて得意になっておったが、散歩中にやはり、ヒィ、ヒィ、と鳴き声が聞こえたので、聞こえた方の公園に喜んでニコニコ向かって行ったら、近所の子供達がブランコを揺らしている音だった。ま、それはそれで可愛くて癒されたが。

 

今日は夜の散歩をしていたら、流れ星を7個も見れた。多分何とか流星群とか、冬はそういうのが多いから、何とか流星群の流星なのだろう。鳥見で上ばかり見ているので首が痛いのだが、今日も流星を見ていたので首がへし折れそうだ。こういう時頭の上に目があったら便利だなーとか、ナメクジみたいに可動域が素晴らしく広いツンツンのお目目とかだったら素敵だなーとか(素敵か?)、つーかそれならミギーでいいじゃん。右手にミギーを寄生させて、ミギーを通して色々見ちゃいたい。とか妄想が捗る。クッソどうでも良い妄想ばかりして、散歩しているとあっという間に時間は過ぎる。でもやはり頭の上に目が欲しい。昔読んだお化けの本には頭の上に口があるお化けがおったが、あれはホンマに要らん機構だな。頭上に付けるなら目に限るわ。