胸熱tjar

いつぞや友に、日本海からアルプスを抜けて静岡の太平洋側に1週間以内に辿り着くレースの番組やっててすごく面白かったよ、と教えてもらった。いいなあ観たかったと言っておいたが、この前それが再放送されていたので観た。

 

北アルプス中央アルプス南アルプスをひたすら登って下って縦走して、観ていて腰が抜けた。最近やっと北アルプスを登り始めるようになったからこそ、選手達の化け物ぶりに驚愕する。ここまで体力をつけるのは並大抵の努力ではあるまい。いまだにジョギングを、まあ、大会出る訳でもないしな、と1km6分のスピードで走って一向に6分を切る事を目標としていない自分が恥ずかしくなった。

 

そう、私は影響されやすい。早速次の日いつも5km走るかどうかのところ10km走り、その次の日は1km6分切るスピードで5km走り、そして本日ただいまガッツが切れて4kmトボトボ走って帰ってまいりました。多分明日は走るのさえサボるであろう。

 

ふー。宇宙飛行士にもなれないしtjarの選手にもなれないなあ。まあ、いつかなる気になってたまにやる気出すのも楽しいものだ。選手の1人の人が子供も残せなかったし何か自分は残せるものがあるのかな?と自問自答してレースに出てる的な事言ってて、最後には自分がこうして走ってる姿を見て何か思ってくれる人がいれば何か残せたのかなと思う、と言うてて胸熱になった。めっちゃ残してます!頑張ってるひたむきな姿に胸打たれて号泣して次の日から無理して走っちゃうくらいは影響ありあり、めっちゃ残せてます!

 

しかし選抜があって、30人しか参加できなくて3分の1はゴールできなかったから、このレースの過酷さが分かる。

 

私も今年は奥穂高岳行きたいけど体力がな〜と諦め気味だったけど、ジョギングの量を増やして今年中には登ってみよう。

 

それにしてもずっとソロ登山してきて、これからもソロでいいのだろうか?と疑問に思ってはいるのだが、ソロ登山の楽しさったらもう最高に楽しいのでなかなか仲間を作ろうと思えない。しかし会社の飲み会も瞬で断れるくらい人付き合いを縮小している身としてはこのままでは人とマジで関われない偏屈オバハンになってしまう、という危機感もなくはない。もうなっちゃってるかもしれないけど。

 

登山仲間できないかなあ。私の無謀さにも付き合ってくれる、体力も知力もあり、静かで優しく、全てを私に合わせてくれる登山仲間。いないなあ。あまりにもいない。一昔前の時代錯誤的なオヤジが欲しがる嫁みたいな人を欲してる時点で、もうホント1人で山登っておけや、と自分にツッコミ入れる今日この頃。