飛べないので走る

GW楽しかった。予定を詰め込み過ぎてかなり疲れたが。そして社畜生活に戻るもとうとう残業生活になりそうで、発狂寸前。GW前2日程使ってドカッと残業をし、5月からはもう残業しないぞ!楽しい定時ライフを死守するのだ!と前線で戦っていたのだけれど。敵の火力が強すぎる。

 

前線がどんどん後退しとうとう本営まで敵の砲撃が届くようになってしまったではないか。為す術もなく降り積もる雪のように溜まっていくゴミ(仕事)を目の当たりにし泣いている。嫌だ!おらさ、残業は嫌だ〜

 

かなりアナログだが私は仕事のやるべき案件をノートに書き書きし、それを1日もしくは2日と溜めずにこなすことをモットーとしていた。しかし最近の案件の舞い込み具合はどうだ。1件こなすと3件舞い込んでくる。3件こなすとまたもや4件5件と入り、なおかつ来客が増えた事により、大体毎日取引き先と顔を合わせなければならない。

 

ノートに増えていく案件を見ていてこれが仕事を書けばそれを消滅させてくれるデスノートであればどれだけ良いであろう、と汚い自分の字を眺めて思う。

 

4月から私の新しい上司になった係長と私、実質2人だけの係で、最近は係長と2人、そもそも今回の組織編成で上の面々が新設したかった課の係のわりには2人だけっておかしくね?少なくね?と愚痴を言うのが合言葉のようになっている。

 

それで早く案件を進めろ、予定を出せと言われるとドラム缶とコンクリートを用意して海底に沈める準備を脳内でしてしまうくらいには〇意が湧くではないか。ああ、ダイオウグソクムシよ、あなたがたのエサとして届けたい人たちが何かほざいておりますよ、と。

 

いや、イケナイ。家に帰ってからもお仕事の事を考えるのは時間がもったいない。外にジョギングに飛び出し、夜闇の中でキツネに出会い挨拶をし、黒猫に2回も会って挨拶をし、田んぼの鴨2羽にも挨拶をしておいたが、御三方とも逃げるばかりで挨拶は返してくれなかった。しかし生き物に出会えるだけでニコニコだ。

 

そういえば最近鳩が庭の植木にこっそり木の枝を運んで巣を作っている。その鳩が早朝にはホッホ〜と鳴いているが、果たして卵は産んでくれるだろうか。ツバメは5羽すでに孵化して、親鳥にエサをねだっている。かわいい。

 

鳥は本当にすごい。空を飛ぶなんてすごいとしか言いようがない。私も空が飛べたら仕事が嫌になっても、休憩時間にちょいとそこまで飛んで息抜きして回復できると思うのだ。だから羽を下さい。何か感動系の歌の歌詞みたいな事書いちゃったな。まあ良い。明日は残業して飛べないかわりに金儲けに走ってやるさ。