タオルケットへのお触り

悲惨だ。新しく配属された課の係が若干2名しかいないのに、1週間で分析結果を出して方向性を決めろ、と言うてきた。私は異動する前の課の仕事も後任がいないから後任ができるまで、引き続きよろしくね、ってな状態。新しい課の仕事はできる分からやっていけばいいよ、的な流れじゃなかったかしらん?それが急に仕事を次々とぶち込んで来るじゃん。イライラしちゃう。

 

おまけにフロアの人数も増え、コロナも落ち着いたからと机のレイアウトも変更されたので、人との距離が体感0距離にぎゅうぎゅう詰め。隣の若者は若いだけあってめちゃくちゃ男の人臭がする。キツイ。

 

後ろの女人はこの席になったらスマホも触れないし、前みたいに話せる雰囲気ではないと、イライラしているが、イライラしている内容がある意味レベル違いのイライラで、それを聞いて私も内心イライラする。こちとら元々そのような時間が無いところ仕事をぎゅうぎゅう、席をぎゅうぎゅう鼻の中も臭いぎゅうぎゅうにされているのだ、仕事も席も鼻の中もぎゅうぎゅうではないのに何をイライラすることがあろうよ、と。

 

おまけにだ、私はこのようにイライラしている内心の嵐を1mmも外に出さずにいる人間なので、レベル違いのイライラを抱えた後ろの女人がまあまあ、分かりやすく一日中イライラしている態度に、子供かよ!とツッコミたくなる。

 

いや、社会人なって思うのは、自分の気分をあからさまに表に出している人間が多いという事だ。それって子供がおかあちゃまに甘えて、おかあちゃまになら許されてた態度をそのまま赤の他人だらけの社会で披露してるって事なんだと思うんだけど。そんなに自分の気分を辺りに撒き散らすくらいなら、黙っておしゃぶりでもしゃぶっておきな!とおしゃぶり口につっこみたい。

 

そんな風にさも自分は子供じゃないみたいに愚痴ってしまったが、わたくしも家に帰ったら、お仕事疲れたよ〜と愛鳥に愚痴りマイタオルケットに顔を埋めてクンクンして、さわさわタオルケットの感触を楽しみながら気分を紛らわすという、子供そのもののクセが抜けんのだがな。