ジョビおかえり

ジョウビタキが帰って来ましたよ。過酷な旅の末よくたどり着いたね〜うるうる、泣いちゃう。ジョビコさんが多いね。ジョビオさんはまだかな。会社でもヒッヒッと鳴き声が聞こえると、双眼鏡を握りしめジョビさん達に会いに飛び出したくなるのをグッとこらえて、仕事してる。

 

この前配信されてる映画を観ていたら、東京は階層がある、階層が違う人間は出会わないように出来てる、って言ってて、はてな?となった。一生を地方で暮らす身としてはヒエラルキーに晒されていないので実感が湧かないのだ。東京ではヒエラルキーがあるのか。なるほど。おもしろい。ヒエラルキーを感じるのは階層の下に区分される人であろうか、それとも上に区分される人であろうか。あと上と下の区分は何によって決められているのであろう。多分お金とか育ち、育ちもお金に左右されるので、やはりお金であろうな。

 

そう言われれば私も自分の中に階層を持っている。それは何をより多く見えているか、という事だ。沢山物事を知っている人、沢山見る目を持っている人というのは私の中で階層が上だ。反対に視野が狭くて自分の事しか考えていない人は、ゴキブリ以下の階層だ。しかし私の階層は私の中だけで感じるものなので、映画の中の東京を包むヒエラルキーとは全く違うものであろう。しかし私の中の階層の概念を私が広めはじめてそれを信じる人や、そう感じる人が増えたらそれが宗教とか政治とか文化とかになるんだろうな。それでそういうものに結びつきやすい考えと言うものはたしかにあるのだろうな。

 

あー、怖い怖い。私は他人を含め私自身も信じたくない。何も信じず、ただ淡々と鳥を愛でて山をLoveして生きていたい。今日はジョギングをサボってしまったわい。たまには自分への信頼を裏切ってサボらなければな。自分を信じ過ぎてしまわぬように。そういう事でポテチも食べちゃいましょう。