初めての成功体験

この前燕岳に登った時、結構ペースも早く行けたし、終盤はバテ気味だったけど、その後に見た山のユーチューバーの人が、燕岳は急登だ、初心者は蝶ヶ岳にした方がいいね、と仰っていたのだ。そうなんだ。わし、蝶の方が辛かろうと、慎重を期して先に燕岳に来たのだが、そこまで辛し、とは感じなかった。むしろまだひとつもアルプスの山を登っていない時に、アルプス登る練習に、と小秀山という山を登ったのだが、あっちの方が急登で、壁に張り付いたゴキブリみたいにカサコソ登った憶えがある。これはジョギングの成果が出てきている、とヒシヒシと感じる。

 

あんな遅いスピードでも毎日に近く走り続けているとスタミナってつくんだな〜。こんなに目に見えて成果の出る出来事は初めてである。勉強すればテストで良い点が取れるとか、そういう経験も勉強をした事ないので、して来なかった。だから初めての成功体験であると言えよう。ニッコリ。

 

これは来年までに10kmを走れるようになって、槍ヶ岳登ってやるのだ。待ってろよ。あとは筋トレをしなければなのだが、これが苦手で苦手で。おそらく私は外の景色を見る、という事が報酬になっている部分があるので、それにジョギングという目的が付随すれば一石二鳥的に続ける事ができる。

 

しかし、筋トレ。筋トレだけは黙々と家で、もしくはジム通いとかしてするしかない。あの四角い箱の中でただただ辛いだけの作業をすぐに貰える報酬もなくできるか、コノヤロウ。その原理でどうやら勉強もやって来なかったな、わたくし。

 

わたしはせっかち、ちょーせっかちな人間なのである。すぐに報酬が貰えなければ頑張れない。筋トレすると報酬が出る仕組みを作らないとダメだな。こりゃ。

 

今日は駒ヶ岳に行った。やはり余裕の部類だった。よしよし。ジョギングバンザイである。いつもボロボロの服で誰にも見られたくないので、夜真っ暗な田んぼ道を走っているが、10km走るには昼間それなりの道を走らなければならない。結構車で走ってるとジョギングする人に目が行くのだが、皆さんちゃんと、ジョギング、っていう格好してる。なんか帽子被って、小さいリュック背負って、ペットボトルを胸の前につけてる。あの格好だ。あの格好揃えるとなるとまたお金がいるな〜。ケチにそんなミッションをポッシブル出来るであろうか。

 

できなくてボロボロの靴とヨレヨレの服で、闇に紛れ黙々と空を見、ボーッと走り続けてるんだろうな、きっと。