撫でるのも最後

今日は仕事でメンタルがやられた。係長と私の確認ミスであるが、そう大したミスでもないのにカッチョ様が噛み付いてきたのだ。係長も何故あんなに噛みつかれるのか分からない、と憤慨していたが、私はめんどいのでさっさっと謝って、次はこうします、と対策を報告して終わっておいた。カッチョ様の歳くらいになると男の更年期みたいなものがあって、気分の乱高下があるのかもな。それにしてもめんどい。心底人間はめんどい。

 

それからこちらの出来事の方がメンタルをやられたが、まあいつものごとく私のデスクの前の住人がおクソな取引先のことでボロクソに毒を吐いている。アイツらバカだからこっちがキツく追い詰めないといけない、と息巻いている。もう何か聞いてるだけで胸くそ悪くて吐きそう。私は自分も利口じゃないからバカって人が言われてるの聞くだけで自分に言われてるような気分。

 

あと、その会社は単価の面でも非常にうちが安く買っている所を見ても、経営が下手だしブラックなのは間違いない。試しに2社に見積もりを出したら今の3倍くらいの値段だった。その会社をブラックにしてるのはうちの一因もあるんじゃないの?適正な価格で買ってるの?そういう事抜きで、何も対応できないバカ共と言って営業担当を精神的に追い詰めて何か変わるの?得があるの?カッチョ様も前はたまに言い方を変えなさいと、デスク前の住人に注意していたけど、今は逆ギレされるので諦めて何も言わなくなったけど、今日のクソどーでもいい私のミスに怒るより、頼むからもっと真剣に前のデスクの毒吐きをどうにかしてくれよ!!

 

と、まあこんな感じて定時になったら光速で家に逃げ帰った。家の軒下にいるツバメの雛を見たら癒されたが。北か南か知らないけどアルプスでは雷鳥のヒナが巣立つまで人が天敵を追い払うという活動があるそうな。それをマネして巣の下に針金でトラップを作りカラス避けを作り、ツバメの警戒音が聞こえたら、外に駆け出してカラスを追い払うという活動を続けた結果、2回目の卵ちゃん達は無事にあと数日で巣立つ大きさになった。私が巣を覗き込むと死んだフリ?みたいにして目を瞑っている。可愛いので頭をなでなで。でも撫でるのも今日が最後。何年か前巣立ち直前のヒナの頭を撫でようとしたら、びっくりしてヒナが全部一気に飛び去ってしまったから。今回はゆっくり巣立って欲しいから、明日からは眺めるだけの生活に戻ろう。

 

はあ〜生き物はいいなあ。可愛い。メダカも可愛い。人間だけが大人になるとクソ可愛くない奴がウヨウヨし始めるのはどーにかならんか。ならんな。