使命感

月食だという事で空を見上げたら、ちょうど良い食べられ加減だった。びっくりしたのが、目が悪い事もあって普段の満月お月様は、平面的にピカ〜として見えるだけなのに、今日のお月様は月食のせいでめちゃくちゃ立体に見える。

 

お、おい!空にあんなデカい球体が浮かんでるぞ!大変だ!どんな物理現象だ!てな気持ちになった。あと大昔に理科の授業か何かで球体にライトをあてる映像を見た記憶があるのだが、まんまあれみたいで、お、おい!空にピンポン玉が浮かんでるぞ!誰だあれにライトをあててるのは!巨人か!てな気持ちにもなった。

 

フツーに生きてると、紙芝居みたいな平面的でそこに決まった画があってその中でクルクルと淡々と生きてる気持ちになってたみたいだが、立体的な月を見た事で、うわ、やべえ、まじで宇宙立体だわ、どこまでもあの先に何か広がってるんだ、て今更宇宙の広さが怖くなったね。

 

今日は沢山の人が月を見ただろうが、私はアリの集団がわさわさ動いてるのを見るのが、好きなのだが、もしうちらを見ている誰かがいたら、普段はこっちの存在を気にもせずに動いてる私達が、急に動きを止めてこちらをジッと見始めたら、お、おい、こっちの存在に気がついたわ!てびっくりするよなあ、と思う。私もアリが急にこちらをジッと見てきたとしたら、びっくりするもの。

 

でも気がついてもらえたら、嬉しくて、またこっちを見て貰いたくなってイベント発生させてしまうかもしれない。宇宙は案外かまってちゃんなのかもしれない。仕方がないな〜ハハハ〜、構ってやるよ、て気持ちで森羅万象の美しさとか感じる時は、必要以上に感動している。(ただ感動しいのだけだが)そしてなるべく人類が永く続いて欲しいと思っちゃう。かまってちゃん(宇宙)を孤独にする訳にはいかんだろうが!!て使命に燃えるのだ。