エジプト展なるものが開催されているので、見に行ってきた。久しぶりに電車に乗ったらやっぱり空いてる。それにしても少し電車にのるだけで、疲れる。登山するようになって体力はついたが、電車はそれより疲れる。ただボ〜っと立っているスキルは登山のそれとは違う体力が必要なんだな。都会の人は毎日これを経験しなければならないとは、ストレスの溜まる速度が、田舎暮らしの私と比べて500倍早いんじゃないだろか。
会場につくと少なくは無いが、多くもない人出。のんびり見るには丁度いい。人が多すぎると電車の中で展示会開いてる？って感じで落ち着いて見れないし集中力も落ちる。今日はよく見れた。
エジプトはいつか行ってみたい第1の国だ。遺跡を色々見たい。それにしても当時の人の宗教観、人生観は面白い。多神教であったり自然を見る眼差しの近しさは、日本に通じる所がある。可愛らしい動物の呪符がいっぱい作られて、中には抽象的な物もある。この当時は神として見ていたからであろうが、呪符とか見る限り愛らしさを感じる。親しみを感じていたんだろうな。とりあえず小さな呪符の可愛らしさは半端ないが、こんな精巧なものが3000年前に作られていた事にはやはり驚くな。
あ〜遺跡掘りてえ。昔は考古学者になる夢も見た事あるが、勉強するのが嫌すぎてやめた。(おい)。というか勉強の仕方がよく分からなかった。学校で授業を受けて教科書見て、それ以外何をしたらいいのか1mmも分からなかったので、やっぱり外を散歩して星やら生き物ばかり見ていたな。
目標の為に努力は必要だが、私は努力するのが嫌なので目標をあっさり捨てれる。私は何かしていたらここに行き着きましたって人生でいい。自分の努力、自分の能力、自分が頑張って手に入れた人生、なんて言う奴は本当に嫌いである。さてさて、人間はどこまでが自分の努力で何とかなるものなんですかねえぇぇ？って悪態ついちまうわ。
生まれた環境も育った環境も誰も選べはしない。身体能力も。身体能力に含まれる知能や知性も。病気の有無も。そういうの考えもせずに、自分で勝ち取った的な人を見るとぶん殴りたくなる衝動が抑えきれんのは私だけだろうか。特務上がりの青二才が、ってムスカに嫉妬する大佐みたいな気持ちなのかもしれないな。
話しが脱線してしまった。エジプトで遺跡掘る妄想でもして寝よ。
