相対性スイーツ理論

300mから高くても800mいかないスーパー低山ばかり登って山城とか、野鳥とか山頂の景色とかで十分楽しんでいるが、GWだし、普段は登らない1000mくらいの山に登ってみようかな、と思い立った。

 

ここは山の国。登る山には事欠かない。自宅から車で40分足らずの1200mの山を登った。結果とっても疲れた。休み無しで登っているスーパー低山と同じく、休みを取らずに頂上まで登ったので、最後の辺りはエネルギー切れとなったようだ。体力というよりお腹が減ってしまった。なるほろ。今まで1時間以内で頂上に登れていたので気が付かなかったが、1時間半くらいかかる山は、休憩を取って登らないとまだまだ私には一気に登る体力は無いらしい。

 

でもめちゃくちゃキツかった訳でもないので、1500mくらいの山までは今の私の能力でも十分登れそうだ。

 

1000mを超える山の景色は今までのスーパー低山からの眺めとは一線を画す。なんせいつものスーパー低山達が目下に広がり、遠くの雪山達がくっきりはっきり。にゃるほろ〜高くなればなるほど景色は抜群に良くなっていくのね。だから究極みんな2000m、3000mと、段々上を目指し、そこの景色を見たくなるのだろうな。

 

でもスーパー低山は別の楽しみ方がある。山城とかあったり、地元の人が愛情たっぷりかけてるな〜って感じに整備された山は、何か心が温かくなる愛嬌のあるお山が多いのだ。そして何より人が少ないのもよいところ。

 

でも今日は山頂に20人以上はいるし、次々と登ってくる。やれやれ。サッサっと山頂でどら焼きにかぶりついた後は早目にお暇いたしましょう。わたしゃ山頂ではおにぎりとかお弁当より、大好きな甘いものを持っていく。山頂で食べるスイーツの最高な事。高カロリーのスイーツを罪悪感無しで食べられるのは、お山ならでは。登山で消費したカロリーを全力全投入して、スイーツに充てるのだ。高カロリーなのに実質ゼロ!カロリーゼロなのにこんなに美味い!かっかっかっ。平地で食べるとカロリー300なのに高地で食べると、あらビックリカロリー0。カロリーは絶対的なモノではなく相対的なモノなのね。相対性理論に加えたいスイーツの真理。1000倍美味しく感じるではないか。