ていくゆあじゃけっと

ファミレスで久しぶりにパフェを食べに行った。コロナ対策で机の上に大声での会話はお控えください的な紙が置いてある。まあそうだよね。と思ってパフェを食べている。

 

しばらくすると違和感に気がつく。たまに、え?英会話の先生と生徒でもいるのかな?という日本語と英語の入り交じった会話が聞こえてくる。外国の人同士の会話でもないし、日本人+外国人という会話でもない。発音のそこそこいい日本人の英語とフツーの日本語の会話。

 

何か英会話の人の集まりかな、とはおもったが如何せんその人達の会話の声がデカイ。ちょーデカイ。机の上の大声での…の注意書きも食べちゃって無いのかな、と思うくらいデカイ声で話している。嫌でも耳に入ってくる。

 

お母さんらしき人が子供に「お腹いっぱいにならないようにするには、自分の好きなジュースだけ持ってきなさい。こんなに持ってくるからお腹いっぱいになっちゃうでしょ。」と叱っている。ビッグボイスで。お母さんビッグだな〜声ビッグだな〜英会話受けてる方のお母さんかなーと思っていたら次の瞬間ひっくりかえりそうになった。

 

上着ちゃんと持って!ていくゆあじゃけっと!」とまあまあええ発音で英語で話したのだ。それでやっと気がついた。英会話の先生と日本人の会話じゃなくて、さっきからこのお母さん自分の日本語の会話の後に英語を付け足しているのだ。

 

いたー!!意識高い系お母さんがいたー!!いや、いいと思いますよ。確かに英会話に触れさせると英語教育にはとてつもなく良いと思いますよ?でも私だったら日本語の後に英語を話すという意識高い系の日常会話を人様に聞かれるのは恥ずかしいから、もうちょっと音量下げますけどね?

 

そのお母さん躾的な会話を子供に話してるんだけど、そもそもお母さん、あなたが周りの空気を読めていない。子供躾する前に自分がもう少し音量下げて話そうか?と肩を叩きたくなる。

 

いやー、でもいるもんだな。いいもの見た。意識高い系の会社人はたまに見るから珍しくもないが、意識高い系のお母さんに会うのは珍しい。ていくゆあじゃけっと、が耳から離れん。

 

私もコロナだから長居は無用。まいじゃけっとをていくしてごーとぅーほーむしよ。