呪術廻戦青花火

ミュージック花火が見たいという息子氏の為隣県まで花火を見に行った。呪術廻戦の曲が流れるかもしれないから、という理由だが、そんな願望だけでよく親と2人で花火に出かけようと思うなあ、と自分が高校生の頃は親と2人でお出かけって何か嫌だったような気がするが、息子氏は全くその点は自分の見たい、という欲求優先らしく気にも止めていない。

 

息子氏の願望かなって呪術廻戦の曲が流れたし、呪術廻戦のオープニング画像同様、青や紫の花火で大変分かっていらっしゃる演出で良かった。

 

しかしトヨタ系列のお金のある企業をいくつかお抱えしている市だけある。スポンサー企業がお金をどしどし出してくれるのだろう、シャトルバスを無料でガンガン走らせている。この前どしゃぶりの雨に降られて中止となった我が市の花火大会とは金回りが違うと会場の雰囲気で感じる。心なしか人もウェイウェイしている。我が市の民はもうちょっとこう、なんというか大人しい。やはり海は無く山深い我が県は性格が明るくなり様子が無いと思ったりする。

 

他の海もなく山深い県はどうであろう。私的に奈良県は我が県と同じ県民性をみせてくれるのではないかと思うが、あちらは古の都であるしな。一緒にされたら困るかもしれぬ。

 

そんな事を思いながら、他県ナンバーは私の車だけって勢いの駐車場から抜け出し帰路に。だか我が市の花火大会が勝っている所も見つけた。川幅の狭い小さいエリアで花火を上げるので、見ている所に雪のように花火の火の粉が降ってくる。地面につくまでには流石に火は消えているがわりと温かいままで。音も心臓にむちゃくちゃ響く。私はあの感じがたまらなく好きだ。ドーン!!っと胸に直に響く花火の音、降り注ぐ火の粉、これが無ければ花火じゃないわい、ギャハハ〜と脳内でコーフンする。その点今回はそんな近くでは見れないので、火の粉どころか音も耳には響けど心臓には達しない。物足りなかったがな。

 

でも今年も花火が見れて良かった。花火は大好きだ。遠くで見る花火も良い。9月10月あたりは上高地に行くために遠征するつもりだが、高速道路を走っているとそれこそあちこちで花火を見れたりする。遠くで光る花火、知らない土地、1人、という条件が揃うとたまらなくノスタルジックになっちゃうあの感じが、めちゃくちゃ寂しいけど何故か好きな瞬間なんだよな。