貧乏性起因の排水管

風邪をひいてしまった。13万人訪れたという航空祭に寒空の下朝から夕方までいたし、その次の日には寒いのに無理してジョギングして汗かいて冷えてガタガタ震える、というあ、君は風邪ひきたかったんだね?という感染場所OK、発症環境OK、という状況だったので至極当然の結果である。

 

熱は出なかったので家にあった娘が飲み残した風邪薬と、喉の痛みには飴で凌ぐ。1週間ほど前に娘も同じように喉からの風邪をひいて薬を貰ってきたのに、2日分しかな飲んでいないので、あと4日分をせっせっと飲む。貧乏性がこんなところまで出てしまう。風邪薬処方されると大体お腹の調子整えるビオフェルミンがでるのだが、それを律儀に飲んでいたところ、元々お腹の調子が良すぎるので、今日は会社で何回も大の方をトイレに奉納しにいく羽目に。

 

それどころか、お腹が排水管のようにずっとゴゴ〜とかグオ〜とか言って常に上から下へ何かを運んでいる音がする。そして信じられないほど大きなオナラが出る。今日した私のオナラを全て合わせれば、推進力が生まれてロケットのように宇宙に行けるのではなかろうか。

 

ビオフェルミン、恐ろしや。でもあと1日分だから頑張って飲もう。風邪はもう良くなってきているのに、万歳貧乏性である。

 

この前ゴジラ-1.0を見たのだが、テレビ版ヱヴァンゲリヲンのシンジくん並にウジウジしている主人公を見てイライラが募りビンタしたくなった。話の進み的に、え?尺足りなく無い?ちゃんと終わる?と心配していたが、ちゃんと終わってくれて良かった。その前に観た大雪原のカイナの映画も、え?これちゃんとこの映画中に終わる?時間半分過ぎたけど、話の進み的にちゃんと終わる?って思っていてもちゃんと終わったからすごい。私だったら小学生の時に自分達で考えた劇くらいはグダグダになって終わりそうだ。

 

貧乏性の私が月に1度は映画館で映画を見れるようになるくらいは、お金が使えて嬉しい。あと、林檎も毎日1個食べれるようになって昔より金銭的余裕が出てきた事を感じる。この調子で余った薬も用がなければ思いっ切って捨てれるようになるくらいは、貧乏性を直していきたい。お腹が排水管にならないように。