私は猫

Netflix福島原発事故のドラマがやってて観る。役所さんかっこいいなあ。こんな素敵なおじ様が上司だったらなあ、とか妄想が捗る。が、それより私は無学であるので常々放射性物質ってなんだろう?放射線ってなんだろう?何をそんなに放出してるのだ?とずっと疑問に思っていた。学校で勉強したのはどこまで?学校で習った?わかんね。てな感じだったが、今回のドラマでまたまた気になって、ネットで検索する。お手軽1番。

 

恥ずかしながら説明に出てくる言葉がもう分からない。同位体ってなに?半減期って?ということで2日程かけてネットから情報を集めた結果、放射性物質とは、何か陽子と中性子のバランスがあまりよろしくなく、捨てるもの捨てて安定しようとする性質があるらしい、という事がうっすら分かった。あれか。海の船が積荷のバランスが悪くてどうにもフラフラして沈みそうだから、積荷を海に捨てて安定させるようなものだろうか。シータに言われた訳じゃないけど、海に捨てて〜って飛行石捨てるようなものか。この場合の飛行石はアルファ線とかベータ線なのだな。それが放射線なのだな、と理解する。頭の出来が宜しくないので、理解するのに幼稚園児並みの想像で自分の理解を補うしかない。

 

それでまたまた不思議になる。おいおい、そもそもじゃあなんでそんな不安定な物質が出来たんだよ。存在するのが不安定ならそもそも最初から出来なさそうだけどなあ。この点についてはネットで検索してもあんまり出てこない。検索の仕方が悪いのか?

 

それからまたまた興味が広がって、それで何故放射線浴びると良くないのだ?という疑問になって、遺伝子が壊れるから、ってのは知ってるけど、壊れたら直せばいいじゃない、と思っていて、直す時にバグが起こりやすくて癌になりやすくなるというのは理解出来るけど、高線量を浴びるとまず命がない、という事が理解できていなかった。それで調べたらあまりの高線量だと、直せばいいじゃない、のその直す設計図が瞬時にほとんどやられてしまうので、直せなくなると分かった。それで単純にめちゃくちゃ衝撃を受けた。私しゃ理解してたつもりだったけど、自分という形は粘土みたいな材料で固められた形だと思っていたけど、そうじゃなくて、人は水と油と気体が一瞬滞ってる状態、常に外界とやり取りしてる変化している状態なのだと知った。粘土じゃないんだね。一瞬滞らせる為の器官を作ってるのが遺伝子なので、その遺伝子や遺伝子の働きがほとんど失われたら、直ちに外界とひとつになろうとしていくのだな、と。

 

という事を昔あった放射線事故の事故調査の結果を検索してて思ったのだが、あまり見てはいけないものを見てしまって怖くて泣いて、1人じゃ寝れないので息子に拝み倒して2日ほど一緒に寝てもらった。

 

好奇心は猫をも殺すってあるよな。興味本位で色々検索しすぎるのはやめよう。まあ、でも図書館に行って、放射線物質が何故出来るのかくらいは調べても良いだろう。