友達になってくれなさそう

上映館が少ない上に時間が合わなくて、観れずじまいのインド映画を思い立って観てきた。上映も終了間近の為か満席状態である。というか地元の映画館は上映終了していたので、はるばる街の映画館まで来たから、満席が当たり前の映画館かもしれないが。

 

インド映画はずっと興味があったが上映時間も長いしあまり近辺でやっていない事もあり、一度も観た事がなかった。今回の映画は結構話題になってるので、今度こそはと思って観にきたのだ。

 

インド映画初体験の私。色々衝撃を受けましたが一言で言って良かった。1番いいのがエンドロールが短い事。(そこ?)エンドロールまでしっかり観たい人間なのに、せっかちな人間でもあるので、もう立って帰ろう、という私とエンドロール観たい私が毎回喧嘩しなくてはいけない。それが今回はなかった。

 

あと私は映画に対する違和感(ツッコミ要素)が現実に近いほど感じやすいので、実写なのに現実を感じさせなくていい。ツッコミどころ満載なのにそれを考える暇がないほど情報ぶち込んで来る。楽しい。

 

で、見終わって思った事がある。日本人てインドの人に友達になってもらえるだろうか。甚だ疑問である。こんな眩しい映画を作る国の民が、不安症気味の日本人と仲良くなれる?多分、鬱々してんなこいつら、ハッキリしないなこいつら、色々細かいなこいつら、コミュ障気味かこいつら、って常時イライラされそうだ。

 

いや、でも北欧のドラマの暗い感じを見るにつけ、北欧の人もインドの人と友達になろうとしたらその眩しさと熱量で溶けてしまうだろう。

 

というお友達になれるかなれないかを、映画の印象のみで勝手に妄想して帰った。とりあえず初めてのインド映画初体験、面白かったわ。