カイチちゃん

昨日は映画を観て、博物館の企画ものを見に行って、好きなバンドのライブにも行ったので、今日はクタクタで仕事にならない。映画はドキュメンタリーで、アフガニスタンの人々の為に尽くした中村医師の話。なんかええ人の話しだし、観に行くか、と気軽に行ったけど、号泣してしまった。

 

戦士だよなー。中村医師。中村医師自身も言ってたけど、不条理に抗う、ってホント戦士。そんな事だれもやりたがらないや。私も不条理だな〜って思う事いっぱいあるけど、戦う気力は無いもんな。おまけに中村医師は自分が被った不条理ではなく、他人、アフガニスタンの貧しい人々が被ってる不条理に、戦いを挑んだんだから。

 

あーゆの見た後に会社で株の上げ下げで損切りしないと、みたいな話し聞くとぶちのめしたくなる衝動がでるんだけど、間違いなく私もぶちのめされる方の人間だな。上げた拳をそのまま自分に振り下ろさなければならない。ファイトクラブエドワード・ノートンかっ、つーの。

 

とりあえず、むき出しの情緒を持つ私としては昨日は泣いたり、笑ったり、叫んだりして、情緒の乱高下が過ぎたので、今日はホンマに身体的な疲れと相まって精神がぐったりしている。いつもの裏山散歩も行けずに、ぼんやりとジャンクフードを食べちゃったりしてる。

 

そいで展示会で一目惚れした神獣のカイチちゃんのキーホルダーを眺める。カイチは正義の象徴の神獣らしい。正義でないものは頭の一角でぶっ刺すらしい。正義かあ。正義って難しいよなあ。誰かの正義は誰かの正義じゃないこともあるしなあ。それに私はふっわふわの思想よわよわ人間でいたいのだ。しそうつよつよだと、自分の正義で誰かをぶっ刺しちゃうじゃん?ぶっ刺すのはカイチちゃんに任せとこ。