境目の美味しさ、僥倖

どこで買ったのであろう、キョロちゃんの和のチョコボールあんこ玉が手元にあって、期待もせずに食べたらこれがめちゃくちゃ美味しい。

 

私は寿がきやのクリームぜんざいが好きなのだが、あれのクリームとぜんざいの境目が、あんこと溶けだしたミルクの配分的にものごっつう絶妙なバランスを醸し出しているのだ。あそこの境目が好きすぎて貧乏くさくあの部分を、チミチミチミチミすくって食べている。その絶妙なチミチミバランスを丸い塊にしたかのような、今回のキョロちゃんのあんこ玉。う、うまい。思いだせ。どこで買ったのだ?

 

昼休みコンビニに駆け込み探す。無い。ではドラッグストアか?帰りに寄る。無い。あそこのコンビニか?無い。もう1つのコンビニか?と半狂乱になりながら探す。そして家のコンビニちかくで発見。

 

今までのコンビニもあっただろうが見つけれなかっただけかもしれない。とりあえず4袋買いだめしておいた。毎日精神安定剤としてこれを飲むように食べたい。

 

しかし僥倖である。たまたま買ったお菓子が、こんなに美味しくて幸せな気分にさせてくれるなんて。ありがとう。ありがとう。寿がきやのクリームぜんざいの境目を商品にしてくれてありがとう。貧乏くさくチミチミ食べて、幸せをチミチミ味わいますわ。