ワイマラナーとの邂逅

姉妹でアウトレットパークへ買い物に行った。大体待ち合わせ場所と時間を決めて、各自買い物に散るのだが、私は犬が好きなので犬連れの人についつい目が行くし、目的地に向かってます、風を装って犬をストーカー紛いにつけていたりする。買い物が進まない。

 

大体は小型犬をみなさん連れていらっしゃるが、私は大型犬が大好物なのである。大型犬はおらぬな、と思っていた矢先ワイマラナーを連れた家族連れに出くわした。おお!大型犬な上にワイマラナーとはなかなかお目に見えぬ。いつぞや登山中に出会った事はあるが、それぶりのワイマラナー。目が離せぬし、許されるなら触りたいが、ワイマラナーは神経質と聞く。可哀想だから眺めるだけにしよう。 

 

2時間くらいあちこちの店を回ったが、ワイマラナーには目がいくので、あ、また会った。ラッキー。あ、また会ったラッキー。と思い買い物をしていた。というか登山グッズを買おうとしたが、モンベルやミレーやノースフェイスとかあたりで良く会うのだ。わたしゃ登山グッズもうまく揃えれないし、貧乏性が板についてるので、大概眺めるだけ、買ってもモンベルのものくらいしか買えぬが、ワイマラナーの飼い主のおじ様はミレーで買い物をしている。わたしゃ眺めるだけのグッズを買えるとは、ワイマラナーを飼ってるだけある。うむ。金持ちだ。

 

というか、すんごい偶然も偶然だか、この家族いつぞや登山の時に出会ったあの家族連れだ!間違いない。あの時のワイマラナーはメスだったが、今回の子もメスだし、連れてる家族もいつぞや会った時の家族構成、夫婦と娘さん、その年齢帯も一緒だ。他県のアウトレットパークで会うとは。まあ、この地方でデカいアウトレットパークと行ったらここに来るから、会っても不思議はないか。

 

帰る時間帯も一緒になったので、駐車場に向かう途中もワイマラナーを見れた。じっくり眺めておいた。またどこかのお山で会えるかな。

 

というか、今日は買い物に来たと言うよりワイマラナーとその家族をほとんどストーキングしてるようなものだった。私、背がデカくなきゃ探偵とかして尾行するのに向いていたかもしれぬ。