いつも通り山へ運動へ。とは言っても先日読んだ登山ガチ女子のブログが頭から離れない。登山はハマればハマる程ダイエットには不向きだということ。端的に言って何時間もかけて20ｋｇの荷物を背負って歩くにはエネルギー不足になると命の危険を伴う為、食べる量を減らして登山するなど、危険極まりない、という事だった。なるほろ。
エネルギー補給を必要としない、数時間程度の低山をそれも週に3回ほど登山するくらいならダイエットには向いているという。ということは私の今行っている裏山登山は、ダイエットの為に始めたが方向性として間違っていないようだ。
しかしその後の文面にひっかかりが…週に何度も低山を登っていて楽しいか？楽しくないだろう的な文面。すみませんがね…私は楽しいですっっっ。同じ山を登っていてもいつも景色が違うのだ。キノコがほぎゃあと生まれて老いて溶けていく過程が分かるし、天気によって見えるもの見るものが変わるし、ええ、悪いが同じ山を登っていても楽しいですたいね！と1人そのブログに言い返す。
いや、単純に私はその登山女子がうらやましいのだ。なぜなら私にはまだまだまだ高山を登る体力も、20ｋｇの荷物を背負って登山する筋力も何時間も歩く脚力も装備しておらぬのだ。そして最難関はトイレの不在恐怖症な為、トイレはたかいお山に美しく沢山、困った時のコンビニのトイレのようにいて下さる？あ？おいでにならない？まあ、困りましたわね、なのでござんす。
という事で、今日も今日とて、あいにく楽しくいつもの低山を登らせていただいております。見る景色は毎日違う。今日はバナナが木に引っ掛けてあった。虫寄せに実を刺してあるのはよくみるが、今回はひと房丸なり枝にポンと引っ掛けてあった。果たしてこれを行った人は猿でも釣る気だろうか。思わず近縁種の私という人類が釣られそうになって手を伸ばしたが、すぐ下の方にスズメバチがこっちを見ていて、バッチリ目があった。
そいで、そのスズメバチが、羽をブブブと震わせて、明らかに、コレ、ワレノ。オマエニハヤラヌ。ソッコクタチサレ。って言うので、はっ！そんなバナナ！す…すみませぬ！スズメバチパイセンのものとは露知らず、バナナを盗むところでやした。失礼いたしやす！って光の速さでその場を立ち去りもうした。
