貧血の頭で銀河を巡る

昨日は秒で断る会社の女人メンバーとのランチに、肉食いたさに負けて参加したのであった。隣の課のスギさんも来ていたので初めてしっかり話したが面白い人だ。

 

霊感体質とやらで、お盆には霊道が見えるそうな。私はまったく霊とか信じないタイプなので、霊が見えるという人は脳に腫瘍が出来ているか、そう思い込んでいるか、承認要求の塊で注目浴び目的か、のどれかと思っている。スギさんはそう思い込んでいるタイプとみえる。それなら楽しく話せそうだ。

 

他人はそう思っていない出来事を本人がそう思い込んでいる事など、私も含め沢山あるからな。こっちに害のない思い込みなら、面白く話を聞けるというものだ。ま、全然しんじてないんだけど。幽霊とやらは。

 

それで、昨日お肉を食べたから良いと思っていたが、今日貧血でフラフラである。女人というものは何故に1ヶ月に1回、殿方がみたら卒倒しそうな血を流さなければならない生き物なのであろうか。夏になって食欲の無さから食べたいものを好きに食べる生活をしていたので、血を作る食べ物の摂取が滞っていたせいもあるだろう。今日は1日中頭が重く、眠く、フラフラするし、顔も真っ青。久しぶりに酷い貧血である。

 

いつもの裏山散歩も行けずにグタグタとテレビを見ている。最近廻るピングドラムという10年前のアニメをぼんやりとしか見ていなかったと思って見なおして、やっぱり意味は分からぬが銀河鉄道の夜も関係しているということで、そこからまた銀河鉄道の夜を読んだ。

 

あらためて読むとジョバンニもめんどくさいヤツだな〜情緒不安定か、とツッコミまくる。が、私もジョバンニめげず情緒不安定だ。でも銀河鉄道の夜は好きなお話だ。死んだらあの鉄道に乗れるのだったら死も怖くはないと思えるだろう。それを確約してくれるモノがないので死が怖いのだが。霊道が見えるスギさんなら、お迎えに来る銀河鉄道も見えるのだろうか。私も天の河をグルグルと旅してみたいばい。今は貧血で頭がグルグルしているがな。